陣痛なのになぜ歩くの?

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浣腸は陣痛を促すのに有効なのか?

陣痛前に破水して

 

病院に連絡を入れるとすぐ入院するように
と言われたので病院に行きました。

 

そして、感染予防の点滴を受け
ベッドに横になっていました。

 

すると
「浣腸すると陣痛が来やすくなるよ」
と助産師さんに言われ、

 

生まれて初めて
浣腸を受けることになったのです。

 

腸のぜん動運動が子宮を刺激
して陣痛が来やすくなるという
理由だったと思います。

 

今は「浣腸すると陣痛が来やすくなる」
というのには
根拠がないとする説もあるようです

陣痛なのに分娩室まで歩けとは!

点滴をし、浣腸をされた時点で
父と母と義姉と義姉の赤ちゃんは
一旦帰宅しました。

 

夫は私に付き添って一緒に入院してくれ
少しでも寝ておいた方がいいとの事でしたので
夫と病室で眠ることになりました。

 

何時間か眠った時、

 

突然、ものすごい激痛がお腹に走り
飛び起きました。

 

時計を見ると、午前2時。

 

浣腸から約4時間が経っていました。

 

急いで夫を起こし
「時間を計ってくれ」と頼みました。
なぜなら陣痛の間隔を知りたかったのです。

 

自分では痛すぎて計ることができませんでした。
でも、計るも何も
もう2分とか3分間隔の世界なのですから。
30分からだんだん短くなっていき・・・という
聞いていた話と全く違い3分間隔で来ました。

 

「ナースコール、ナースコールを押してくれ・・・!」

 

息も絶え絶えに夫に頼み
助産師さんを連れてきてくれたのですが
こんなに苦しんでいる私に

 

助産師さんは私に信じられない一言を発したのです。
 
「では分娩室まで歩いて行きましょう」
(ええーーっ!!)
必死で苦しんでいる私にとっては鬼の言葉に思えました。
しかしちゃんと理由がありました。
歩いた方が子宮口が開きやすくなる
からだそうです。

 

だから、助産師さんは
分娩の苦痛を少しでも軽くするために
陣痛が来て苦しんでいる妊婦を
鬼の心で歩かせるそうです。

子宮が開くまでは艱難辛苦の分娩台

分娩室までほんの10メートルくらい
だったと思いますが、

 

すり足で踏み出す1歩も数センチ
しかも2・3分に一度立ち止まって
陣痛の痛みを
やりすごさなければならなかったので
たどり着くまでに30分以上
かったと思います。

 

隣をナメクジが歩いていたら
絶対追い越されたでしょう。

 

しかし
こんなに人間が悶え苦しむ様子を
静観できる助産師という人物は
よほどの強い信念の持ち主でないと
務まらないな・・・

 

と思うほど、
助産師さんは冷静に私を導いてくださいました。

 

この間に夫が家族に連絡を取ってくれて
みんなが駆けつけてくれました。
夫と母は立会出産したいと言って
分娩室まで入りました。

 

義姉は赤ちゃんが居るので
待合室で待ってくれています。

 

父は、直視できない
と部屋の外をうろうろしていたようです。

 

そして、分娩台に上ってからが
また辛く苦しい4時間でした。

 

私は子宮口が開くまでに
相当時間がかかりました。

 

もともと第一子の出産では
子宮口は固く開きにくいようです。

 

強い陣痛が襲ってきているのに
子宮口が開いていないという理由で
ふんばるのを我慢しなければならないのは
とても辛いことです。

 

陣痛は
便意の強いバージョンみたいなものです。
出そう、出したい!と思うのに、
助産師さんには「まだまだまだまだ」
とストップをかけられます。

 

子宮口が十分に開いていないのにふんばると、
裂けてしまったり、赤ちゃんに酸素が行かなくなったりするからです。

母親学級の成果は呼吸法

陣痛には、波があります。

 

2、3分間隔の波です。
痛みが来るときは、ものすごく苦しい。
お腹が痛いというより
からだ全体で苦しいです。

 

でも、痛みが去れば
先ほどまでの痛みは何だったの?
と思うくらいなんともなくなります。

 

そしてまたじわじわ痛くなってくると
「来た来たそら来た」という感じで痛みに備えます。
備えるというのは

 

私の場合「深い呼吸」と、「無視」でした。

 

「深い呼吸」と言っても
吸うより吐く方が重要です。

 

意識して息をゆっくり長く吐くと
痛みが軽減されるのが分かりました。

 

私は母親学級で習った
この長く深く息を吐く練習だけは
普段からよくしていました。

 

それがこの時とても役に立ったのです。

 

よく妊婦がらみで「ヒ、ヒ、フー」という呼吸を聞きますが
あれはギャグなのでは?と思います。

 

「ヒ、ヒ」の部分をやることが苦しすぎます。

 

私にとってはそれより
「フーーー」と長く吐く方が効果がありました。

 

そして、次に痛みを無視するのです。

 

強がってる風に
「この痛みは私のじゃないわ。痛いのは私じゃないんだ」と

 

痛みに対して知らんふりして
「あらそうですか」と痛みが去って行くのを待ちました。

 

「無視」についてはさておき、
呼吸法だけは、分娩になる前から練習しておいた方がいいです。
少しでも練習しておくと
いざ本番になったときに自然と行うことができます。

 

練習の成果が本番に直結します。

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