出産直後の育児

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里帰り出産での何気ない比較

私は里帰り出産をしましたが、里帰り中にとても辛かったことがありました。
それは、私と私の赤ちゃんが、実の両親によって
常に4か月先に生まれた兄夫婦の赤ちゃんと比べられたことです。
実際は、赤ちゃんを比べているように見えて私と兄夫婦を比較しているのでした。

 

出産後、退院してきた私が、実家で赤ちゃんのおむつを慣れない手つきで替えていたときのことでした。
ただでさえトロい私がもたもた替えていたのを見兼ねた父が私にこう言いました。
「お義姉さんだったらもっと手早く替えるよ。」と。

 

負けず嫌いな私は
4か月もキャリアが違うんだから、当然じゃないか!と思い腹が立ちました。
でも、父にしてみればあんまり悪気なく言った一言なんだと思います。
ただおむつがはだけた状態が長く続く赤ちゃんがかわいそうになって
我が娘に歯がゆくなり言ったんだろうと思います。
でも、こうした両親の「悪気ない比較」が長きに渡って私を苦しめることになります。

先に生まれた赤ちゃんを基準にする両親

実家には1か月ほど滞在しましたが、その間毎日、私は兄夫婦の赤ちゃんと比べられて過ごしました。

 

理由はよく分かります。
赤ちゃんなんて何十年かぶりに見た両親にとって
現在唯一の指針になるのは4か月前に生まれた兄夫婦の所の赤ちゃんだけです。
彼らにとって兄の赤ちゃんは基準です。
その基準に照らし合わせて、私の赤ちゃんの良し悪しを決めるしか方法がありません。

 

でも、比べられるというのは良い気分のするものではありません。
ましてや初めての出産で右も左も分からず不安いっぱいの新米の私にとって、それは辛いことでした。
実家では身の回りの世話をしてもらって本当に助かりましたが
そのことだけはどうしても嫌でした。

 

そして、実家から自宅に帰った後も、両親の呪縛は続きます。
盆暮れ正月に帰省するたびに、また比較地獄が待っていました。

教育方針を模索している時に言われたくない!

やれ

「お兄ちゃんはこうしていたのに。あんたもそうしなさい」

だの

「お兄ちゃん所の赤ちゃんはこの頃にはもう何々出来ていたよ。
あんたの赤ちゃんはまだ出来ないなんて、遅いんじゃないか」

だの、

「あんたの所の赤ちゃんはしつけの仕方がなってない。あんたのやり方ではダメだ。
お兄ちゃんはこうしているよ。お兄ちゃんみたいにしないといけない」

など・・・

 

私だって自分なりの子育て哲学を、模索中とは言え一応持っています。
否、すべてのお母さんが自分の哲学を持っていると思います。

 

私は、その家庭ごとの
教育方針にたとえ両親であっても他人が口出しすべきではないと思っています。
私はだんだん、兄夫婦が居るときに実家に帰りたくないなぁと思うようになっていきました。

 

私と同時期に出産することになる兄夫婦のことをすごく嬉しく思い
生まれたらいとこ同士一緒に遊ばせたいなぁと
思っていた頃の私の夢は、嫌悪の砂漠に埋もれて見えなくなってしまっていました。

ねぎらいの一言がほしかっただけだった

そんな比較、聞き流せばいいようなものですが、私も両親の子どもに違いありません。
ほめられたい、認めて欲しいという欲求が自分の中にあるのが分かりました。
だからこそ、言われるたび胸がざわざわして、どうしてもこの呪縛から逃れられなかったのです。

 

両親からは、他には何も要らないから、ただ
「子育てがんばっているね」と一言
ただその一言を言って欲しかっただけなのに。

 

両親とは離れて住んでいたのが幸いしました。
辛い思いをするのは年に二度ほどで済んだからです。

 

よく、実家の近所に住んでいるママ友からは「ご両親の援助なく、よく一人でやっていけるねえ」と言われましたが
私に言わせれば「あなたこそ、よくご両親の近くでやっていけるねえ」と言いたいくらいでした(苦笑)

 

夫の実家では、初孫ということもあって、義両親から誰かと比較されることはありませんでした。
夫の実家が私にはオアシスのようでした。
自分の実家より、夫の実家の方が居心地が良いという奇妙な現象が起こりました。

 

今でこそ比較されることは無くなりましたが
(みんな成長して大きくなりどの子も一長一短、赤ちゃんの頃のように単純に比較はできなくなっています)

 

とにかく比較されたあの頃は、本当に辛かったです。

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