沐浴と腱鞘炎

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赤ちゃんの頭が重くて意外としんどい沐浴

沐浴は意外に腕力を使うので腕がパンパンになりました。
二人目、三人目ともなるとこれはもう体力と段取りの勝負。
まさにスピードが命。あわただしいの一言でした。(笑)

 

赤ちゃんを生むと、生んだ次の日から、「沐浴」というのをさせなければいけません。
まだ一緒に湯船に入ることができないので
ベビーバスなどの小さな入れ物にお湯を張ってそこで沐浴させます。

 

私も入院中から「沐浴指導」というのがあって
助産師さんに教えてもらいながら悪戦苦闘して赤ちゃんを沐浴させました。

 

この沐浴、母親学級でも人形を使って習ったことはあったのですが

 

本物でやるのでは大違い!
頭がおもいので片腕で支えながらもう片方の腕で洗ってやっていると
頭を持っている方の手首がぷるぷるしてきます。
耳に水が入らないように、とか結構気を使います。

 

私は、第一子の時は生後1か月間はベビーバスで沐浴させ
1か月健診の時に先生に「もう一緒にお風呂に入ってもいいですか」と聞いて
OKが出たので一緒に入浴するようになりました。

 

やっぱり、一緒に入ると楽です。

ベビーバスローブとバスローブが威力を発揮

でもこれが、二人目以降になると話が違ってきます。
私とお兄ちゃんと赤ちゃんで一緒にお風呂に入ると、大変なことになります。

 

とにかくスピードが命です。
次男が生後1か月の時に3人で入るようになりましたが、お風呂はもう戦争でした。

 

まず一番最初に赤ちゃんを洗います。
洗い終わったら脱衣所に敷いておいたバスタオルの上に乗せて
さらにタオルでくるんでなんとこのまま放置します(汗)

 

次にお兄ちゃんを鬼のスピードで洗って、ついでに自分もぞんざいに洗って出ます。
この間約5分。長くても10分です。

 

寒い冬などは赤ちゃんが心配でタオルを何重にもして巻きつけておくのですが
手足の動きが激しくて、私が脱衣所に出たときには全部はだけていて
「ぎゃあ!」となったことも一度や二度ではありませんでした。
私はベビーバスローブを買って着せるようにしました。
これで随分はだけ具合が違いました。

 

一緒に自分の分のバスローブも買って
お風呂から上がったらとりあえずこれをさっと羽織って
子どもたちを拭いたり服を着せたりしました。
バスローブは便利です。

赤ちゃんの首がすわると椅子で待たせることができる

こんな様子なので、私は子どもが生まれてからずっと
ゆっくりお風呂に入ったことがありませんでした。

 

まあ最近になってようやく・・・ちょっとはゆっくり出来るようになってきました。
あの頃と比べると、ですが。

 

中には話を聞くと
「子どもが寝た後で自分だけもう一度沸かしてゆっくり入っている」というお母さんもいて
私も試しにやってみました。

 

が、どうも満足度は高くありませんでした。
一人でお風呂に入っている間も、赤ちゃんが起きて泣いたらどうしようと思うと
ゆっくり湯船につかってなど居られなかったからです。

 

赤ちゃんの首が据わってくると
ベビーチェアなる、プラスチックでできたお風呂に持ち込める椅子
赤ちゃんをはめこんで座らせて待たせておいて
もう少しゆっくりのスピードで自分たちを洗うことができるようになってきます。

沐浴は腱鞘炎に気を付けて無理のない体制で

三人目が生まれた時は、私は少々悩みました。

 

どうしよう・・・

 

お兄ちゃんたちを洗っている時間が
一人だった時より二人になって二倍になるので
赤ちゃんを脱衣所に待たせておく時間がどうしても長くなってしまいます。

 

そこで、私はできるだけ赤ちゃんをベビーバスで沐浴させる期間を引き延ばそうと思いました。
3か月になるまでベビーバスで個別に洗えれば、解決できると思ったのです。
でも、市販のベビーバスはたいてい1か月までの赤ちゃん対応の大きさに作られているので
大きくなってくると体が入りません。

 

私は、ホームセンターで売っているプラスチックの衣装ケースの一段を引き抜いて
そこにお湯を張って沐浴させました。
結果は大成功でした!

 

これで私は三番目が首が据わるまで沐浴させて
ベビーチェアに座れるようになってから満を持して一緒に入浴するようになりました。

 

3か月の赤ちゃんの首根っこをつかんで体を支えながら沐浴させるのは
重たすぎて正直腱鞘炎になるかと思うくらい辛かったですが

腱鞘炎は、冗談ではありません。
赤ちゃんを生むと、腱鞘炎にかかる人が多いです。
3か月の赤ちゃんをベビーバスに入れている人は少ないと思いますが
それでも多くのの産婦さんが腱鞘炎をわずらっています

 

脱衣所に赤ちゃんを長時間放置するのは忍びなかったので、この方法を頑張りました。