子どもホットラインで解決

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「子どもホットライン」は子どもの駆け込み寺?

「子どもホットライン」ってご存知ですか?
いわば子ども用の駆け込み寺のようなものでしょうか?
子どもがなんでも言いやすいように対応してくれるようなので
活用するのもいいのかななんて思います。

 

私の長男は現在小学校3年生ですが
学校に入学して以来
時々「こどもホットライン」のちらしをもらってくることがあります。

 

誰にも相談できない悩みを、電話相談できる所です。
「秘密は守ります」の活字とともに電話番号が書いてあります。
24時間対応だそうです。

 

きっと、親にも相談できない悩みが出来た時
一人で悩まないように設置されているのでしょう。

 

でも
「嬉しかったこと、今日学校であったことなど
どんなことでもいいので電話してください」
と書いてあります。

 

深刻な悩みから
ちょっと誰かに聞いて欲しいような話まで
内容はどんなものでもいいようです。

意地悪な子どもの接し方を相談した

今までそこに電話したことのなかった息子が
ある日突然「ここに電話して相談したいことがある」と言い出しました。

 

クラスの男の子で意地悪な子が居るから
その子にどういう具合に接したらいいか相談したいと言うのです。

 

私も、以前からその子のことを
息子に何度か相談されていました。
「○○に今日キックされたんだけど、やめてって言ってもやめないんだ。」と言う息子に
「そういう時は先生に言って、先生から注意してもらえば?」
と返事をしていた私の答えでは、もはやらちが明かないと思ったようでした。
先生に怒られても、やめる気配がないそうです。

 

初めて電話をかけた息子は、緊張しながらも割とはきはきと相談していました。

 

困っている内容を話し終えた息子は
電話の向こうの相手から「その子に友達は居るのか」と聞かれたようでした。

 

「居ないよ。みんなに意地悪するんだもん。
みんなからも、バカにされているし。」と答えていました。

 

そして、次に電話口の先生に言われた言葉によほど驚いたのか
息子はおうむ返しにこう聞きました。

 

「え?その子と友達に・・・なる?優しくしてあげるの?」

子どもホットラインに有効なアドバイスを貰った

電話を切った息子は、私に報告をしてくれました。
「電話の先生はね
『そのお友達に優しくしてあげたら、意地悪することはなくなると思うよ』
って言ってたよ。」
と、理解が出来ないという風に言いました。

 

私も驚きました。
何という名回答。

 

私の阿呆みたいな返答とは全然違う、的を射た助言。
「彼に優しくする。」正直、全然思いつきませんでした。
先生は、一瞬で問題の本質を見抜き
とても有効なアドバイスを下さったと思い感服しました。

 

私のように、「先生に叱ってもらえ」のようなアドバイスは
穴が開いた船に入ってくる水を手桶でかき出しているようなものです。
その場しのぎで、根本の解決にはなっていないので
またすぐ水が入ってきてしまいます。

 

水が入ってこないようにするためには、穴をふさがなければなりません。

 

その子が
注意されてもみんなに嫌がられても意地悪をやめない原因は
寂しさにあるのではないかと先生は見抜き
「友達は居るのか」と問われたのだと思います。

 

言われてみれば、彼のおうちは小さい赤ちゃんが居ると聞きました。
きっと、お母さんも赤ちゃんにかかりっきりになってしまっていると想像できます。
クラスに友達も居なくて、みんなから邪険に扱われる。
その寂しさから、かまってほしくてみんなに意地悪をしていたとしたら
彼の心境はとてもよく分かります。
開いた穴をふさぐためには、みんなの優しさが必要です。

 

私は
「私もその方法、良いと思うよ!早速明日から、やってみたら?」
と息子に言いました。

 

「子どもホットライン」
電話の向こうでは素晴らしいアドバイザーの方たちが
待ってくれているんだと思いました。